化粧品の開発は
一人で行なうわけではありません。
人件費だけではなく
開発経費も多くかかります。
最初から大量に作り、
たくさん売上げることが前提ならば、
充分な開発費を最初から投資できます。
開発に妥協をはさみません。
あたり前の話ですが、
たとえば本の売り上げでたとえてみますと、
1巻だけで100万部売れた場合と
10巻の累計で100万部売れた場合とでは
本の製造コスト自体は同じですが
作者の労力では10倍の差がでてしまいます。
生産自体は、
少量を作るより大量に作った方が得ですが、
製品開発という点でも大量販売のほうが有利です。
その効果も通常の化粧品よりもはるかに優れています。
大量販売が前提の商品だからです。
販売方法だけでなく
商品自体も一本で
化粧水、日焼け止め、化粧下地を兼ね備えた乳液など、
化粧自体の簡略化、効率化がはかられています。
たとえば上記の商品の場合、
単純に4本別々の化粧品を買うよりも
コストも化粧時間も4分の1になります。
もちろん効果も4分の1なんてことはありません。