日本の鎖国とは相反して
西洋の工場では石鹸が
大量に生産されるようになりました。
産業革命で石炭採掘にたずさわった
労働者たちは石鹸を使って
汚れを落としていました。
石鹸は贅沢品ではなくて生活必需品として
庶民に普及していきました。
時を同じくして
日本も明治維新を迎え
石鹸への関心は高まるばかりです。
明治6年には日本で初めて
石鹸が製造されるようになります。
最初は製造過程に欠かせない苛性ソーダの
入手が難しかったそうです。
しかし生産量は増えていき
現在のような石鹸産業となっていきました。