ポルトガルの船が
日本に伝わってきたのは16世紀中ごろです。
当時の支配者は織田信長です。
信長は西洋の文化を
積極的に取り入れた人物でした。
石鹸は日本で使用することができました。
ところが江戸時代に入り
鎖国がはじまると、
外国との貿易は限られたものに
なってしまいます。
そのため石鹸も姿を消していきます。
石鹸は消えても
シャボンという言葉は残りました。
そして生まれたのがシャボン玉です。
シャボン玉は江戸時代に
縁日などでよく売られていました。
シャボン玉の原料は
日本で古くから洗浄剤として用いられていた
ムクロジやいもがら、タバコの茎を焼いた灰
だったといわれています。