2009年5月20日水曜日

手作り石鹸の作り方 中和法と釜炊きけん化法

手作り石鹸は一般的には

コールドプロセス製法が使われます。

じっくり時間をかけ、熟成させて作ることで

そういう名前がつきました。

そのほか

たった4時間で大量生産ができる中和法

4、5日加熱して作る釜炊きけん化法など調があります。



■ 中和法

油を脂肪酸とグリセリンに分解します。

グリセリンを取り除いて残った脂肪酸のみで

苛性ソーダを反応させて作る製造方法です。


大手メーカー石鹸の多くがこの手法を用いています。

洗いあがりが悪くなりますので

保湿成分であるグリセリンを加える必要があります。





■釜炊きけん化法


無添加石けんや石けん素地に使用される方法です。

油と苛性ソーダを過熱し、攪乱させて鹸化させます。


4、5日間ゆっくり加熱したあと、

塩を加えることで

グリセリンやその他の不鹸化物を取り除いで作ります。