手作り石鹸は一般的には
コールドプロセス製法が使われます。
じっくり時間をかけ、熟成させて作ることで
そういう名前がつきました。
そのほか
たった4時間で大量生産ができる中和法
4、5日加熱して作る釜炊きけん化法など調があります。
■ 中和法
油を脂肪酸とグリセリンに分解します。
グリセリンを取り除いて残った脂肪酸のみで
苛性ソーダを反応させて作る製造方法です。
大手メーカー石鹸の多くがこの手法を用いています。
洗いあがりが悪くなりますので
保湿成分であるグリセリンを加える必要があります。
■釜炊きけん化法
無添加石けんや石けん素地に使用される方法です。
油と苛性ソーダを過熱し、攪乱させて鹸化させます。
4、5日間ゆっくり加熱したあと、
塩を加えることで
グリセリンやその他の不鹸化物を取り除いで作ります。